2008年 04月 04日
不味い!サーモンカレー |
昨日(4月2日)、テート・モダンのカフェでいただいたランチ。
見た目は美味しそうでしょ?だけど、味も素っ気もないカレーです (泣。
10年程前から、『モダンブリティッシュ』というイタリアンやフレンチなどを積極的に取り入れた料理が誕生し、イギリスのレストラン事情はかなり向上しているようですが、まだありました。
不味いものが。
しかも、美術館のカフェって値段設定が高めなので、悔しさもひとしおです。
団吉は無難にハンバーガーを注文し、それを美味しそうに食べるものだから、悔しさのあまりワインをがぶ飲みしてしまいました。
テート・モダンは、2000年にオープンした、現代美術のギャラリーです。
写真は、テムズ川沿いの広大な発電所を改築したこのギャラリーのエントランス。
とにかくだだっ広いコンクリートの床に入った亀裂はSalcedoの作品です。
この割れ目をのぞきながらあーだこーだと談義する人々がたくさん。
何をあの割れ目についてあんなに話してるんだろ?なんて言いながら、いざ一階に降りると、割れ目を覗き込んで「どうやってこの割れ目を作ったのか?」「割れ目の左右が合致するからコンクリートを固めた後で割ったものだね」とか、「場所によって割れ目の幅が違うのに、どうやって長方形の床におさめたのか?」などなど私たちもしばし割れ目を覗き込んでおりました。
きっと皆もこんな事言ってるんだろうね。
カレーショックを引きずりながら、回ったギャラリーでは久しぶりに心に響く絵に出会いました。
(おかげで立ち直った!)
Marlene Dumasという南アフリカ出身の女の人の絵。
音楽もそうですが、その出会った瞬間の感動は言葉で表すことは難しいものですね。
画集を買おうと思いましたが、画集の中にプリントされた絵を見るのと本物を見る事はまったく違うことで、逆に画集の絵を見る事であの瞬間の絵の印象が奪われてしまうような気がしたのでやめておきました。
時々、あの瞬間のことを心に再現して確かめようとするのですが、やはり時間がたつとそれは少しずつ変化し、薄れてしまうデリケートな一瞬の風のようなものです。
ミレニアム橋を渡りセントポール大聖堂を見て帰宅。
晩ご飯(4月2日)はこちら。
朝、手羽元を柔らかくボイルしておいたのでほぐして、アスパラ、マッシュルームとクリームパスタにしました。
エダムチーズでコクをだして、簡単ですが美味しい晩ご飯でした。
晩ご飯を食べて一息ついて、Camdenの『Jazz Cafe』へ。(aが消えてますよー)
ライブハウスとクラブの中間のような感じでしょうか。
大御所のアーティストがステージに立つ、伝統あるライブハウスです。
昨日は、ロンドンのソウルミュージシャン達のステージと、エントリーすれば誰でもステージに上がれるオープンマイクの日。(といってもむちゃくちゃハイレベル)
目一杯おしゃれした地元っ子たちがわんさか集っておりました。
とにかく皆歌が上手い!
こんなに上手いのに、CD一枚も出してないなんて!イギリスのショウビズって一体!
帰りはナイトバスで。
一晩中バスが走ってるから、心置きなく夜遊びできます。
モミジも元気です。
毎日、妹がモミジの様子を写真付きでメールしてくれます。
飼い主と犬が一緒にやる、『ハリウッド式セレブ風ヨガ』?(なんだか胡散くさいネーミング)とやらを妹とやってる(やらされてる)みたいです 笑。
応援ポチっと!よろしくお願いします。
by suamafood
| 2008-04-04 03:36
| 旅